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高砂ふわふわ白くて丸いカギとげサボテンを素直に育てるための唯一のポイント

高砂 育て方と管理
【100均サイズのサボテンにジャストサイズです♪】

高砂という女子受け度の高いサボテンがあります。カギとげがあって、白くてふわふわした手触りでこんもり丸く育ち、マミラリア属らしいお花の冠のような花をつけます。

白いサボテンにはまると必ず欲しくなる種類の一つかと思います。ヤフオクやメルカリなんかでもよく見かけます。育ち始めるとめきめきとまーるく大きく育つが大変かわぅい。

ただ、これが意外に気難しいところがありまして、あることをしてしまうと機嫌をそこねるんですわ(涙)そんなワガママなお嬢様サボテンの高砂の育て方のコツについてです。

特別な水も土も要らない

高砂はまぁまぁよく見かけるほうのサボテンじゃないかと思います。100均で見かけたこともあるくらいですから。

土は有機質の少ない水はけのよいものを使い、鉢は小さめに。とにかくしっかり日に当てることを心がけ、風通しよく水やり控えめで管理しておけば大抵はめきめき育ちます。日照不足になると地肌が多く見える薄毛になって見た目のふわふわ感が減りますけれど。

かぎトゲ種は根が弱くて育てにくい種類もありますが、高砂はカギとげ種の中では育てやすい比較的丈夫な種類です。

赤花高砂

触った感じがふわふわしている軟質なサボテンの大半は水切れにかなり強いですから、少々動きがなくても腐らない限りいつかは目を覚まします。

高砂はコレをやると素直じゃなくなる

高砂は育ち始めれば目に見えて大きくなってくれる育て甲斐のあるサボテンです。ある程度まで大きくなればそのうち仔を吹いてもりもりしはじめるでしょう。

ただ、それは植えたときのまま動かさずに育てることが出来た場合です。

高砂はカギとげ種なので置き場所をよく考えないとまことによくひっかかって抜けるのですが、多くのカギとげ種は抜いたり植えたりをかなり嫌います。

さらに高砂のようなコブが柔らかい白マミは成長点近くのコブが潰れるとけっこうヘソを曲げます。さらに何が悪いってカギとげが手にひっかかってすんなり植えつけられないのが常なので、ついついてっぺんを押さえつけなくちゃならない→てっぺんのコブが潰れる…(涙)

実は我が家の高砂(淡ピンク花)、先日の強風でうっかりカーテンに引っかかって鉢から脱走してしまいまして、引っぺがすのに何本かトゲが抜けました。で、ただいまふて腐れ中です。わずかな間にひと回り小さくなりました(涙)今年は花を多くつけたので花疲れもあるかもしれません。

ヘソを曲げてしまった高砂、どうやって機嫌を直してもらうかと言うと何事もなかったように通常管理推奨です。

下手にいじくると余計に機嫌を悪くします。今まで日差しの中においていたなら半透明のポリ波板越しくらいの明るい場所において、あまり鉢を動かさないように管理を続けてください。そのうち機嫌を直して成長し始めると思います。

何もしてないのにしぼみ始めたら?

抜いたり植えたり押えたりで機嫌をそこねた高砂はあれこれ手をかけてなだめすかさなくてもそのうち機嫌を直してくれますが、抜いてもないし動かしてもいないのにしぼみ出したらどうしたものか。

まず、鉢の乾き具合を確かめてください。しぼみ始める前より鉢の乾きが悪いようなら根が動かなくなっています。

植え替えなどで植えつけてから1ヶ月以内であればもうしばらく様子を見ます。

鉢におさめて3ヶ月以上経ってから急激にしぼみ始めたなら、ネジラミにやられている可能性があるので一度抜いて確かめてください。

いずれにしてもしぼみ始めたときは肥料を追加するのは禁物です。

高砂は成長するときはめきめき膨らんで大きくなりますが、機嫌を損ねたときは見た目に似合わず頑固でなかなか成長を再開しないので、焦らずゆる~く見守ってあげてくださいね。

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