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サボテンのつぼみが開かなかったり突然しおれる原因と失敗させずに咲かせるポイント

サボテンのつぼみ 病気とトラブル
【100均サイズのサボテンにジャストサイズです♪】

春の植え替えをほぼ終えて、サボテン世界はこれからしばらくの間は開花祭りになります。日々「おっ!こいつに花芽が出てる!おっ!こっちも♪」とチェックするのが楽しいのなんの。

しかし、サボテンはつぼみが完全に開かなかったり咲かずにしおれてしまったりすることがままあります。なぜよー?!(涙)

せっかくのつぼみを失敗させずに咲かせるコツについてのお話です。

サボテンの花は長持ちしない

サボテンの花は長く咲き続けるものは少なくて1日~3日でおしまいになるものが多いです。エキノプシス属のサボテンが咲かせる大きな花は真夜中に開き始めて翌日のお昼にはしおれてしまいます。

たいていは明るいうちに開いてあたりが暗くなると閉じます。なので、昼間家を空けているとつぼみは見たけど咲いたところを見逃してしまうこともよくあります。

大半のサボテンは他の植物と比べてうんと短い花期が標準装備です。1日でしょんぼりしたのは病気か?!とか言っておろおろしないように(笑)

全開せずに終わることも

花の命は短くてなのに開きかけのままでその花は終了~となることもあります。悲しー。

これは、種類にもよりますが昼咲き種の多くがすかっと晴れて湿度が低い時を狙って咲く性質をもっているからです。

開きかけてから全開までに時間がかかるものも多いため、途中で雨降りの日が続くと開花中断のまま「この花の営業は終わりました。」もフツーにあります。

つぼみ付きで売られていたものを直射日光の当たらない室内に置いていると半端に開いて途中止めになることもあります。

サボテンは時に容赦なくしおれる

サボテンは過酷な環境にも耐えられる丈夫な植物ですが、花に関してだけは非常に繊細な種類があります。

ほぼ通年放っといてもぽっこぽっこ咲く能天気な種類がある一方で、ものによってはどんな花が咲くだろうとわくわくさせた挙句にある日突然しおれてしまうことも。

開花失敗

こうなるとがっかり度数がMAXですが、珍しいことではなかったりします。サボテンは可愛いですがさんざん期待させておいて裏切るようなたいへん残酷な一面を持っているとわたくしは思う。

しおれてしまう原因は?

キクバチにやられた

キクバチは若い枝を狙って卵を産み付ける害虫です。バラとか菊がよく被害に遭いますが屋外で管理しているサボテンも時には餌食になります。

環境が変わった

つぼみ付きの鉢植えを買ってきた時など、新しい環境に慣れなくてつぼみがしおれてしまうことがあります。

特に出荷の直前に植え替えられたものは短期間に頻繁に環境が変わっているのでどうかすると店頭に並んでいるうちからしおれかけていることもあります。

開花に耐えうる体力がなかった

春の植え替えをすると直後からせっせとつぼみを上げてきますが、根が動き出す前につぼみを上げているのでけっこう体力を使っています。サボテン本体に比べて大きな花を咲かせる種類では開花させるまでに疲れてしまって花を捨てることもあるようです。

ちゃんと咲かせるためにすべきこと

動かさない

開花に限らずですがつぼみがついたサボテンはデリケートで神経質になるものと思って置き場所をここ!決めて置いたら極力動かさない方がいいです。

で、ここ!と決める置き場所は出来るだけ直射日光の当たる場所です。

いじくらない

初めて買ったサボテンがつぼみ付きで、名前をつけて室内で可愛がってます~という人がよくやるミスです。どんなに可愛くてもつぼみを触ったりゆすったりは禁物です。サボテンにとってはかなりのストレスになってます。

他の植物と違ってぱっと見の変化に乏しいサボテンですが、だからこそ花が咲いたときの喜びは格別ですね。

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