相変わらずの暖冬です。冬は極寒を標ぼうしていた我が家のあたりですが、積雪という言葉を忘れてしまったかのようです。
そんなわけでサボテンずの多くを屋外に放り出したままにしているのですが、久しぶりに様子を見たら異変ですよ!!!なんかおかしいですよ!!!
わたくし大変ショックを受けております。つるんとしたウチワサボテンとかならともかく、あんなトゲだらけのものにイモムシがつくだとぉ?!
トゲがとれたー!
外に放り出してると言っても一応ビニールかぶせて風と雨よけはしてあるサボテンず、久しぶりの好天だったのでビニールめくってご機嫌うかがいをしてみました。
そしたらば我が家ではかなりエリート組のペレスデラロサエくん(マミラリア属)がなんかおかしい。一つだけいびつな形になっててトゲが浮いてるような??
かなり前から完全断水中なので全体にしなしなしていますが、くだんの仔はほかのものよりいっそうしなしなしております。
トゲをつまんだらべこっと取れてしまいました(涙)おーまいがー!このしっかりしたカギとげがチャームポイントなのに!!
気になるので次々つまんでみたところ、次々とれる。冗談みたいに取れる。おおお…
誰が入っていいと言いましたか!
サボテンはトゲが太くてしっかりしているほど、トゲ座ごとぽこっと取れるのは異常事態度数が高くなると思っております。
ペレスデラロサエはけっこうトゲがしっかりしたサボテンなので、これは緊急地震速報を鳴らしたいくらいイカンやつの気配が濃厚です。
ふと気づくと
…なんかいる…(涙)恐らく、わたくしがこの世で1,2を争うほど嫌いなものがいるぅ!!!
恐る恐るピンセットで引きずり出してみました。
ぎゃああああ!!!!!
身の丈1.5センチくらいでしょうか。トゲがとれた跡にぷつぷつしたものがついてたのはフンだったのか。くっそー 可愛いサボテンをむしゃむしゃ食いやがって!!!そりゃへにゃへにゃにもなるわ!!
が、しかしだ。普通こんな虫はサボテンにはつかないはずなのであります。こいつは一体なに虫なのかが分からんと今後の対策ができぬ!
迷子のハバチ?
わたくしはイモムシ・毛虫がなにより嫌いです。夏場は草の多いところに近づくことも出来ません。図鑑に載ってる写真見てると気持ち悪くてめまいがしてきます。
しかし、そんな泣き言言ってても仕方がないので頑張りました。
…頑張った結果、おそらくはハバチの幼虫だろうというところまで突き止めました。なにハバチかはもう無理です。たぶん数日は夢に出てきてうなされると思います。
普通ハバチの類は卵を産む植物が決まっています。サボテンの仲間がターゲットになる話は聞いたことがありません。ましてやペレスデラロサエみたいな肌の見えないトゲだらけのサボテンをわざわざ選んで卵を産むことは考えにくいです。
雨よけ風よけビニールをかける前に、ごく小さい幼虫が迷い込んできてそのまま居ついて口に合わなそうなサボテンをかじっていたのではなかろうか、というのがわたくし的結論であります。
ま、そうそうあることでもないと思うので、特に対策はしないことにしました。引きずり出してピンセットでこいつめ!こいつめ!とぐりぐりしておしまい。
虫が食ったところにぽかーっと穴が開いてしまったペレスデラロサエですが、まだ2月初旬でいじくるには時期が悪いので、春の植え替えの時にそこだけ胴切して仔を吹くのを楽しみにするとしましょう。
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