12月に入ってからまともに晴れた日があったかしら?というくらい天気がよろしくありません。日が当たればそれなりに気温が上がるんだけど、こうもどんよりしているとひたすら寒い。
気分がすっきりしないので『日常的にはやらないこと』でもやって気分転換を図ろうと根ジラミ駆除の薬をやりました。
…が、わたくしはミスを犯した。というか、冬場の管理として間違っちゃいないんだけどリスク大きくね?!
これは二律相反ではないか!
冬場は断水
今年はサボテンどもの鉢が大きくなったために去年の屋内冬越しスペースに収まりきらなくなったものが多数出ていることを前の記事で書きました。
で、しゃーないのでいくつかは風が当たらないようにしつつ屋外で冬を越させることにしたのであります。
冬場の屋外管理は断水がマストです。サボテンは土が完全に乾いていればかなりの低温に耐えるものも少なくありません。サボテンの遠縁にあたるサンスベリアなんかは冬は引っこ抜いて新聞紙にくるみ冷蔵庫の野菜室にいれて保管 なんてことが書いてある園芸書も見たことがあるくらい。
根ジラミの駆除・防除薬は「水やり」である
かつて冬の間に室内に入れたちびサボを根ジラミでいくつかお星さまにしてしまった経験から、私は冬場の根ジラミ対策をしっかりしないと気が済まないのですが、根ジラミの駆除・防除って結局は「水やり」なんですわ。
私はアクテリック乳剤ってのを使ってますが、乳剤だから水に溶く。
オルトラン粒剤も対根ジラミ薬としてよく使われてますが、これも鉢にぱらぱらしただけじゃ意味がなくて水やりすることで少しずつ溶け出して効くというもの。
屋外管理で断水させることと根ジラミ対策は両立が難しい。薬を使ってからそれに気づく痛恨!(涙)
私は鬼にはなりきれなかった
さて、ほとんど気分転換的に根ジラミ対策の薬を使ってしまったわけですが、臭いです。あまりに臭いのでトレーに入れて風よけのビニールかぶせて外に追い出してしまいました。
…が、最低気温が8度切ってる中、鉢が濡れてる状態で外に出したら下手すれば一晩で根が死ぬんじゃね?ぎゃー。
根ジラミ対策で根が冷えて腐らせましたは避けなくちゃならんのでまた屋内に取り込みました。臭いです。
私は大変反省している
さだまさしが『にゃんぱく宣言』という動物愛護の歌の中でこう歌っております。
「♪飼えない数を飼ってはいけない」
これをお読みくださっている方に注意喚起いたします。
私みたいに「ちっこくてかわいー♥」などと言って闇雲に100個以上も集めたりすると、1.5号の鉢でやってきても順調に育てば2年後には2.5号の鉢が必要になって場所を食います。
室内でサボテンを育てるなら明るい窓辺に置きましょうと私も言ってますが、明るい窓辺はサボテンのサイズに合わせて大きくなってくれるわけではないことを思い出しましょう。
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