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金晃丸が丸いのは最初だけ?黄色いサボテンの名前と育て方覚書

黄色いサボテン うちのサボ出席簿
【100均サイズのサボテンにジャストサイズです♪】

リリィ・ホー
リリィ・ホー

我が家の黄色いサボテンずです。名前はほぼ確定しているものと多分そうじゃないかなーなものが混ざってます。

サボテンもいろんな種類を並べてみると案外色とりどりです。寄せ植えをする方なら色味のあるサボテンはアクセントに使いやすいですよね。

黄色いサボテンは白サボほど種類は多くありませんが、けっこうよく見かけるものがあります。この黄色いトゲのサボテンは何だろう?と思ったときの参考にしてください。

黄色い群生系サボテン

我が家には黄色いトゲのサボの人しかいませんが、赤トゲの色変わり種もあります。

黄金司

Mammillaria elongata メキシコの固有種で海抜1300~2300メートルに自生

黄金司

HC90円投げ売り

仔を盛んに吹きながら成長する大家族系マミラリアの代表種のひとつです。黄金丸とも。

赤トゲを黄金司、黄トゲを黄金丸と区別してたりもしますが、トゲの色が違うだけで学名は一緒なので、育て方も一緒です。正直どっちでもいい。

我が家にやってきたときは5才児の小指の第一関節くらいの極小サイズで、なおかつ水が切れて頭のてっぺんがしなだれているという有様でした。

成長し始めるまでに半年くらいかかりましたが、しっかり根が出さえすればけっこう丈夫です。直射日光OK、というか日光が足りないと親株だけがひょろっとなりやすいようです。

蒸れに弱く、風通しが悪いと根元から黒く腐ってくることがよくあります。また石灰質土壌に自生していることもあってか、ピートモスや腐葉土が入っている土をあまり好みません。

松霞(金松玉)

Mammillaria prolifera  メキシコ、アメリカのテキサス州、ハイチ、キューバなど非常に広く分布

松霞

HC500円我が家的エリート

中トゲが赤いタイプもあります。

白檀の次くらいに丈夫なんじゃないかと思うサボテンです。単品はあまり大きくならずに仔を吹いて群生します。ただし、白檀みたいにあっという間に鉢いっぱい!というほどは増えません。

かなりほったらかしでも枯れないところを見ると、水やりは控えめが推奨です。日なたに出しっぱなしで大丈夫ですが時々日陰ができるくらいの環境をもっとも好みます。

春に地味~なクリーム色の花を咲かせ、しばらくするとオレンジ~赤の実をつけます。小さい仔がよく外れるので、群生している形を崩したくないときは植え替えのときに注意が必要。

寄せ植えのアクセントにしたい黄色いサボテン

明らかな黄色!というのは案外少ないですね。

金晃丸

Eriocactus leninghausii ブラジルのリオグランデドスルの固有種

金晃丸

HC90円投売り

ごく小さいうちはまん丸で頭のてっぺんにちょこっとだけ寝癖みたいに茶色いトゲを出した可愛い姿をしているため、寄せ植えによく使われます。

直径3センチくらいまでは丸く育ちますが、その後はだんだん背が高くなります。小さいうちは長い毛(というか細くてへろっとしたトゲ)が生えていることもあります。成長するにつれて短いトゲが密集した姿になります。

性質はかなり強く、通年日なたでもあまり影響を受けません。水やりは鉢が底まで乾いてから。気温0度くらいまでなら屋外でもOKですが冬場は断水管理で。日照不足になると頭のてっぺんが細くとがったようになりやすいです。

同じ太さでしっかり育てるには日当たりのいい場所に置き続けるのがいいみたいです。根元から子株を出してきます。かなり大きくならないと花をつけないようです。

金芒竜

Weberbauerocerens johnsonii ペルー原産

金芒竜

HC198円固まる砂出身

逆光で見たらサボテン界で一番男前なんじゃないかと思う柱サボテン。金色のトゲはそれほど鋭くありませんが油断するとよく刺さります。

柱サボテンは成長が早いとされますが、うちの金芒竜はなかなか育ってくれません。日照不足になると自慢の金トゲがすかすかして色あせてくるので日当たり重視で。冬場は屋内に取り込んだほうが安心です。

自生地のことを考えると土のえり好みがあるように感じます。水はけのいい赤玉土主体の方が機嫌がいいみたい(に感じる)。

長さが30センチを超えると途中から枝を出してくることがあります。(我が家の金芒竜が枝を出してくるまで生きてるかしら わたくし)

金小町

Parodia werdermanniana ウルグアイのごく限られた場所に自生

金小町

158円抜き苗出身

黄色というより銀色のトゲではありますが、一応名前に「金」とついているので黄色グループということで。

白トゲや赤トゲもある小町さんファミリーの一員です。日光を好みますが真夏は遮光してやったほうが良いみたいです。

生育期は少々水をやりすぎても弱ることはありませんが、寒くなったらほぼ断水で管理します。小町さんファミリーをはじめとした旧ノトカクタス属は冬場の水やりで失敗しやすく、根が水に浸かって冷えると根ぐされしやすい傾向があります。

唐金丸

Mammillaria canelensis メキシコのチワワ・ソノラ

唐金丸

明るいグリーンの肌に黄色っぽいトゲのサボテンです。同じマミラリア属の富鶴丸(赤茶のトゲ)の黄トゲ変種ってことみたいですね。

富鶴丸が山の岩場や乾燥した低木林に自生しているので、唐金丸もそれに倣って時々日陰ができるような風通しのいいところで管理すればOKだと思います。

黄雪晃

Brasilicactus graessneri ブラジル南部のリオグランデドスル南部に自生

黄雪晃

HC398円固まる砂出身

白サボの代表種である雪晃の黄トゲ変種です。これについては黄雪晃と確定したものではありませんが、トゲ座の様子や新トゲの出方などから黄雪晃として育てています。

本家の雪晃よりトゲがつんつんした印象があります。基本は日なた、時々日陰ができる風通しのいい環境を好みます。よく育っている時はしっかり目に水やりしても大丈夫ですが、冬場は断水させたほうが安全です。

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