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昇雲竜(ツルビニカルプス属)香りのいい花をつけるキモカワなサボテンの育て方

昇雲竜 うちのサボ出席簿
【100均サイズのサボテンにジャストサイズです♪】

昇雲竜、まったくサボテンを育てたことがない人が一目惚れして手に取ることはまずないだろうサボテンです。

小さすぎるが故に日なたに捨てられて萎びたジャガイモのごときボディライン、ぺらぺらして刺さらないトゲ。知人に見せたら「枯れてるの?」と言われました。いいえ、元気です。枯れてません。

およそインテリア要員には選ばれそうもないキモカワな昇雲竜の育て方です。



昇雲竜の育て方

昇雲竜

昇雲竜 Turbinicarupus schmiedickeanus

メキシコ西部の海抜1500〜1800メートルに広く分布している小さなサボテン。多くは単幹ですが仔を出すこともあります。

顔だけ見たら気難しそうですが育てるのは比較的簡単です。

比較的標高の高い石灰岩質の岩場や低木の木陰などに自生していて、自生地では半分以上土に埋まっていたりします。塊根を作って水のない季節を耐え忍ぶので、水やりが多過ぎる+風通し悪いのダブルパンチだと腐ることあり。

土と水やりは?

昇雲竜はそれほど土のえり好みをしない印象がありますが、とにかく水はけ重視で。石灰岩質な土壌の地域を自生地に持つので赤玉土+小粒軽石ミックスくらいの土で調子よく育ちます

肥料はやってもやらなくてもいいですが、ハイポネックス2000倍希釈をたま~に与えると色がよくなりました。

本体に比べて根が大きいことが多いので、勢い鉢が本体サイズに比較して大きめになりがちです。そのため水やりはしっかり乾かしてからたっぷり、からからに乾いてる時間のほうが長いくらいでちょうど良さそうです。

室内で育てられる?

昇雲竜は肌がよく見える種類なので直射日光に当てると日焼けしそうに感じますが、実はお日様大好きサボテンです。

標高高めなところを自生地にもつ種類にありがちな風通しの良さを必要とするサボテンなので閉めきった屋内ではキレイに育たないかもしれません。



育ってる気がしないが花がいいんだ!

昇雲竜は成長が遅いです。これはちゃんと育ってるんだろうかと思うくらい大きくなりません。しかし、それがデフォルトなので緩く見守ってやってください。

昇雲竜

目に見えて大きくなることがない昇雲竜ですが、毎年律儀に中筋の入った可愛い花をつけてくれます。昇雲竜は頭のてっぺんにぺらぺらのトゲを密生させているので出始めのつぼみに気がつかず、ある日突然つぼみが上っていることに気がついたりする(笑)

嬉しいのは小さいうちから何度も花を咲かせてくれることです。月下美人やエキノプシス属のサボテンはそれはそれは見事だけどたった一晩だけしか咲かないのに比べてなんとサービス精神に富むことか。

昇雲竜の花は一番花はかすかにピンクがかっていますが(本来の昇雲竜の花は薄いクリーム色らしい)2番花以降はほぼ白といっていい色になります。

んでもって、あまり言及されませんが、くんくんするとちょっとだけパウダリーなさわやかな香りがうっすらするのです!ブサイクで大きくならないマイナス要素を一掃するチャームポイント!

花が咲いてないときはへにゃへにゃしたトゲを面白がるくらいしか見所はないかもしれませんが、これはこれで味わい深いサボテンですよん♪



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