7月豪雨で被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます

極寒の冬でも屋外で管理できるサボテンはあるか

寒い 育て方と管理
【100均サイズのサボテンにジャストサイズです♪】

久しぶりに記事を書いてます。

サボテンは屋外管理が基本で冬場は寒さにあてないように屋内に取り込みましょうとサボテン栽培では言われます。このサイトでも偉そうにそう言っています。

しかし、この冬は全部取り込むスペースを確保できないまま本格的な冬になってしまいましてですね。可哀想だったのですがなんとか頑張ってくれー!と20個ばかり屋外冬越しさせてしまいました。

気の毒なサボテンずが今どうしているかの途中経過報告です。

極寒の中の置き場所

我が家ではベランダのフェンスにつけたワイヤーネットにワイヤーラックをかけてサボテンを並べています。

いくらわたくしが鬼だと言っても60センチ近く降った雪の下にサボテンを埋もれさせるほどの仕打ちはしておりませんよ。

一応、11月から水を切った上で直接風が当たらないように雨風よけのビニールをかぶせています。ただしいくつかは雨雪がかからない軒先にビニールもかぶせずむき出しで置いてますが。

マイナス10度近い日もありまして…

この冬は正直言ってけた外れに寒いです。いや、こんなに寒くなるとは思わなかった、毎年うんとこさ下がってもマイナス5度いくか行かんかが1日あるかどうかくらいです。

ところがですな、この冬の寒さときたら雪はどかどか降るし気温は下がりまくるし。

ちょっと見づらいかもですが、これは隣町のこの冬の最低気温です。我が町はだいたい隣町より2度くらい高いのが通常です。それでもマイナス8,9度くらい下がってた模様。

実はこの前日の最低気温がマイナス9度だったので、2日続けて常識外れの寒さの中で屋外冬越しさせちゃったと言うね。すまんなぁ。

種類によっては案外強い?!

屋外冬越しに強制参加させてしまったサボテンは次の面子です。

豊明丸

豊明丸くん

身の丈3センチくらいの時から育てているアズレウス柱くん

何者かよく分からん激しいトゲの子(左)とおそらく白閃くん
これは買ってきたときなのでもっと育ってます。

ヘルテリー

豆粒サイズから育ててるヘルテリーくん

この他1.5号鉢の雪晃くん、金晃丸くん、根ジラミつけて死なせかけた短毛丸くんなどなどです。

ある種のサボテンは人間より強いかも

人間でもマイナス5度以下の屋外に放置されれば凍死するだろという極悪な環境ですが、なんと平気な顔をしているサボテンがおります

豊明丸くんはむき出し組ですがこの通り平気な顔をしております。びっくりです。傾いているので根っこが死んだかと思いましたがぐらぐらする様子もなく、どうやら光を求めてそちらに傾いている模様です。

雨よけビニールの下に置いている金晃丸くんも見たところ平気な顔をしています。金晃丸は雪をかぶってる写真を見たことがあるのでそこそこ強いことは知ってましたが、あの寒さでもこの顔ができる図太さがすばらしい。

むき出し組の玉翁くんも特に弱ってる感じはしません。

この他ヘルテリーくん、1.5号鉢の雪晃くんもぐらつくこともなく特に変わった様子は見当たりませんでした。

全滅覚悟で屋外管理を続けていますが、完全に水を切って雨雪にあてなければこのあたりの種類は想像したより強いのかも知れません。

やっぱりダメだったサボテン

案外平気そうなサボテンがある一方でさすがに寒すぎてアウトだったサボテンもあります。

アズレウス柱くん戦死(涙) ビニールの下で管理してましたがこの通り半分透き通ってます。すまーーーーん!!!

アズレウス柱は暑さにはかなり強いようですが冬は屋内で過ごさせましょう(涙)

激しいトゲのチビすけ戦死(涙)

一見寒さで変色してるだけみたいに見えますが、ゆすると山口のういろうみたいにぷるぷるするので中身がゲル状になってるものと思われます。

結果は春まで分からないけど

サボテン栽培してる人間のすることとも思えない極悪非道な管理の途中経過です。今のところアウトだったのは柱サボテン二つではありますが、まだ冬は終わっていません。

今のところ特に弱ったように見えないサボテンが春になって新しいトゲを展開してくるのか。

3月くらいにどうなったかの最終報告をいたしましょう。

コメント

  1. よしりん より:

    リリィさん、今日は❗️
    「英冠丸」植え替えしました。
    メネデールにつけたら固まった土は楽に取れました。
    同じ3号鉢の方が良いかと思いましたが、子が10個くらいぐるりと回りに付いていて、しかも根っこが太くて長~くしっかりしていたんです。分からないまま悩み、一回り大きいのにしました。根っこは切らずに直ぐに植え替えました。
    まぁるくなった子達の上にデン❗️と、王冠が乗っかっているという風情です。
    蕾を持った「満月」も、2つ入っているうちの小さい方のが鉢に収まり切れずに斜め半分が固まった土の中に埋まっている状態なので、可哀想で植え替えました。斜めに傷ついて痛々しいです。でも、これも根っこが太くてしっかりしていました。2つを別々に植え替えようと思っていたのですが、くっついていたのでそのままにしました。
    どうやら他の子達もどれも根っこがしっかりしていそうな気がします。なので他の蕾つきの3鉢は、リリィさんがおっしゃる通り、花を楽しんだ後に植え替えようと思います
    アドバイスありがとうございました

    ※「銀手鞠はどう育てたら……」
    爆笑しながら楽しく読ませて頂きました。
    決して一方通行でなく、こちらが知りたい、聞きたい、ことをこちらと同じ目線で文章にして、しかも楽しく❗️伝えて下さっています。
    他にも知りたいことがいっぱいです。これから順番に読ませて頂きますね❗️楽しみです❗️

    • リリィ・ホー より:

      お返事ありがとうございます!
      このブログも手探りで育て始めてあーでもないこーでもないしてることを書いているだけなので
      時が経つうちにわたくしウソをついとりました(汗)ってことも多々あります。
      ここ何年か夏場が病的に暑くて今まで元気だった子がいつの間にか星になっていたりもするので
      このブログに書いてることが必ずしも正しくはないのですがあながち間違いでもないことも書いてますので参考になれば幸いです。

  2. よしりん より:

    今晩は。
    早速のお返事ありがとうございます。おっしゃる通り「栄冠丸」の植え替えをしようと思います。
    それで教えて下さい。
    夕方、表面の固まっている土を竹串で取り除いたところ、吹いている子が2段重ねになって鉢にびっしり並んでいるようでした。これって植え替えをする時は子達は全部土の上に出してあげれば良いのでしょうか?
    鉢の大きさはひとつ大きくしてあげれば良いのでしょうか。
    (因みに、鉢は新品の鉢に入って売られていました。)

  3. どん より:

    初めまして。
    昨年ちびサボを沢山お迎えし、冬の間室内に入れ何とか冬越しをしたのですが、植え替えて外管理にした途端シワシワになったり、赤紫になったりして「!!?」と思い、慌ててググッたところ貴ブログにたどり着きました。
    軽快に読ませる文章と役立つ内容で楽しく拝読しました。我が家で名称不明だった子達の品種もほぼ判明し、大変助かりました。
    今はちょうど植え替えなど忙しい時期でしょうが、新たな記事を楽しみにしております。

    • リリィ・ホー より:

      コメントありがとうございます!
      サボテンを育て始めてから年数だけは重ねてますが
      毎年新たな発見というか勘違いしとりましたー!というかの連続です。
      そろそろ厳寒の極悪環境を超えたサボたちが春を迎えてどうしてるかの報告をせねばと思っております。
      よろしければまた遊びにいらしてください。

      • よしりん より:

        今日は❗️サボテン初心者です 昨日初めてこのサイトに出会いました リリィさんの文章、面白くて楽しくて大笑い❗️
        実はホームセンターで「固まった土」のサボテン3号鉢5個を買ったのですが、1鉢以外は殆どが蕾をつけています。なので植え替えは花が終わってからと思っていましたが、固まった土は良くないとのこと、どうすれば良いでしょうか?蕾が無いのは「英冠丸」で子吹きしています。3個くらいの子以外は固まった土の下に埋まっているのが見えます。

        • リリィ・ホー より:

          コメントありがとうございます!

          私は基本固まる砂に植わってる姿を哀れに思うのでつぼみがついてようが構わず植え替えますが、3号鉢サイズなら底まで固まる砂ってことはたぶんないと思うので花が終わるまで待ってもいいのではと思います。
          子株が顔を出しているものは固まる砂に押されてそれ以上育たないことがあるので早めに植え替えてあげてください。
          植わってる鉢が小奇麗ならば出荷前に引っこ抜かれてその鉢に植え付けられているはずでサボテン自身がまだびっくりしてる状態なので、根は切らずに植え替えてあげればいいと思います。

          何年育てていても分からん事だらけのサボテン栽培ですが花を見る楽しみは格別です。楽しんで育てて下さいね!