7月豪雨で被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます

目を覚ましたサボテンの春の植え替えはいつ頃なら失敗しないか

ミニサボな日々
【100均サイズのサボテンにジャストサイズです♪】

冬の間室内で管理していたサボテンどもに久しぶりに水やりをしました。そしたらレブチア属のなにかが真っ先に目を覚ましまして、水やり2日後につぼみをあげてきました。

今年は昨年に引き続いて異様に暖かいです。雪が降らん。1日だけスノーダンプが必要なほど降りましたが(雪かきに明け暮れて死んだ)、どうかすれば日中15度とかもう春だし。

植え替え作業が病的に好きなわたくしは寒くても天気がいいと植え替えがしたくてうずうずするのですが、さりとて闇雲に植え替えて失敗するのも怖いものであります。

サボテンを植えたい病が出ました

冬場はサボテンの植え替えには適さない時期ですが、サボテンを植えたい病の発作が出て寒波が来るぞと天気予報で言ってたにも関わらずまた新しい子を連れて帰ってしまいました。

ダイソーサボテン

左はマミラリア属の松霞ですね。黄色いトゲの子はすでにいますが、よく見かけるこっちはまだ持ってなかったのでお迎え。

右は何だろ ぶっこ抜いたら大きな塊根だったし中心が薄黄色なあたりがマミラリア属の明星っぽいけど、うちにいるタグつきの明星よりコブが長いのよね。

天気がいまいちだったので晴れるまで植え替えを我慢しつつ3日後。本格的な雪がどかどか降ってる中、また連れて帰ってしまった…。

ギムノカリキウム属

だって右の子がギムノカリキウム属・緋花玉だったんですものぉ。わたくしと相性が極めて悪くて、これは4代目くらいでしょうか。次こそ病気にならんように育てねばですよ。買わないでどうするの!

左は運が良ければギムノカリキウム属・竜頭あたり。花が咲けば同じものか違うものかが分かるはず。

この4つは天気がいい日を見計らってさっさと植え替えました。桜が咲くころまでなんて待てませんわ。

春の植え替えで失敗しないために

サボテンは春に植え替えまーすとサボテン指南書とか育て方サイトに書いてあります。私も書いてます。このサイトは直径が3センチ前後のちっこいサボテンの屋外での育て方に特化しております。

植え替えと最低気温

植え替えどうしよーかなーと思った時、一番気にした方がいいのは最低気温です。昼間の気温が高くても明け方はまだまだ寒いという時は無理して植え替えない方が安全ではあります。

理想は最低気温が10度前後の日が続くようになる頃でしょう。

ただ、私みたいに植え替えがしたくてしょーがない上に鉢数が多いとそんな時期まで待ってられませんから、最低気温が5度以下に下がらなくなったら植え替えてしまいます。

植え替え前の水やりは?

小さいサボテンを断水管理していると冬の間にしわしわになって縮んでたりします。柔らかボディの宇宙殿とか長くて細いコブの金星・琴糸丸あたりが格別しわしわになりやすい。

こういうのは植え替え前に夜間に根が冷えてしまわないように置き場所に気を付けながら、軽く水やりして起こしてやってからの植え替えでもいいと思います。もっとも、水やりしたら必ず起きてくるわけでもないのですが。

我が家では雨・風よけのビニールかぶせて屋外で冬越しさせたものの中に早々と目を覚ましてトゲを展開し始めたものがいくつかあるのですが、断水したまま目を覚ましたものは水やりせずに植え替えてしまいます。

植え替え後の水やりは?

これもサボテンのサイズが小さいと悩ましいところです。

そもそもの性質が強健なもの、直径が7~8センチくらいまで育ったものは断水させたまま根を切って植え替えて1週間くらい水やりしなくてもちゃんと起きてきますが、3センチ未満の子は経験上植え替え直後から水やりした方がいじけずに育つように思います。

うちでは最初の水やりはメネデールを垂らしてます。

持っておいて損にはならないメネデール。より慎重に植え替えしたいなら、根を切ってからしばらくメネデール5倍の水に漬けておくといいでしょう。

メネデールは使いすぎてどうこうってものでもないし、切り花を花瓶に活ける時にこれ使うと長持ちするのでずいぶん前から我が家では切らしたことがない。

根はどれくらい切る?

これは経験則ですが、ちっこいサボテンはあまり短く根を切ってしまうと根が出ないまま暑くなって干物になる危険性が高くなります。

私は1~1.5センチの極小サイズはほとんど切りません。それより大きくなったものは1.5~2センチくらいの長さで植え付けます。

前年にあまり育ってないものは植え替えを回避するか鉢増しだけでもいいと思います。

サボテンの育て方には根を切ると必ず書かれていますが、切らないと育たないわけではないのであまり神経質にならなくて大丈夫だと思う。

元肥は必要?

近頃のサボテンの土にはあらかじめ肥料が含まれてることが多いですが、元肥を入れた方がよく育ちます。

元肥は鉢の底の方に入れます。有機分を嫌わない種類であれば2.5号の鉢で牛肥をコンビニでプリン買った時についてくるスプーンに1/3くらい入れておけばいいでしょう。

有機分を嫌うかどうか分からん時はマグァンプKをばらばら入れておけばいいです。

現在手元に140鉢80種類くらいちびサボがいますが、マグァンプKを嫌って育たなかったものがないのでこれは大変優秀な肥料だと思っております。

冬の間室内で管理したサボテン

冬に凍らせないために室内に入れてあるサボテンも春になれば外に出すのですが、これらは一応屋外慣らし期間を設けた方が安泰かなと思います。

特に前年の夏以降にあまり育たなかったものはちょっと大事にしてやった方がいい。

我が家は冬場はけっこう明るい窓辺で管理しているので、ものによってはいきなり根を切って植え替えなんつー無茶なこともしますが割と平気だったりします。

植え替えた後の置き場所

小さいサボテンにとって根を切る植え替えはある意味大手術なのでしばらく明るい日陰に置くのがいいのでしょうが、植え替え直後から日なたに出しても問題なかったものの方が多いです。

植え替え直後は直射日光が当たるか当たらんかよりも、動かさないことの方が大事です。

サボテンに限らず植物は頻繁に置き場所を変えると発根しにくくなりますから、根が動き始めるまでは極力動かさないこと。これを徹底した方がよく育つように思います。

冬の間は置物のごとく変化のなかったサボテンも暖かくなればトゲを出してきます。お楽しみはこれからですよ~

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